媚び売りか応援か
サロンの違いについて。
某サロンはインフルエンサーが主催しているのだが、少し変わった特徴をもつ。
それは中央集権型ではなく、分散型で活動しているということだ。
通常、サロンでは運営者がある一定の
ルールの下、各部屋(例えば、スキルアップやり方を教え合う部屋、など)を監視して取り仕切っていく。
しかし、分散型グループでは、参加者がそれぞれに監視し合い、秩序を保って活動を行なっている。
たまに他のサロンの話を聞かせてもらうのだが(有料サロンのため可能な範囲で)
あるサロンではインフルエンサーが完全に統治する中央集権型タイプのようで、
日々インフルエンサーの想いが語られ、多数の参加者が共鳴のコメントを流していくのだという。
信者の媚び売りかと思ったが、そういうわけではないらしい。
その参加者たちは、もちろんインフルエンサーへのリスペクトの気持ちがあって入会しているのだが、
ただ信者として搾取されているのではなく、
インフルエンサーが目指している境地を共に歩みたい、と応援する気持ちから入会を決めた人が多数なのだと。
へえ。面白いじゃん。
と率直に思った。
媚び売りと応援は明確に違う。
媚び売りは、インフルエンサーが放つ人生のアドバイスや想いにただ「大事っすね!」と返事するだけだが、、(つまりただのテイカー)
応援は、共感しつつもさらにこうした方が盛り上がるんじゃないかな、と積極的にサロンの外に動きを見せたり、インフルエンサーに実現のための提案したりする印象。(つまりギバーの側面を持つ)
中央集権型でありつつも、脳死テイカーの集まりではなく、多くのギバーによって支えられたグループなのだ。
果たしてどちらに属した方が自己実現に近づけるか、改めて考えさせられた。